書の間

026 神棚か杲か

四コマ漫画「神棚か杲か」。秋の夜、水尾。柚吉と野良猫の棘が、古い家の門前の石段に並んで座り、通りの向こうの大きな桜の老木を見上げている。枝のあいだに満月がのぼる。通りの水たまりにも月が映っている。柚吉がつぶやく。「神棚だ」。秋の昼、京都御所。献が落ち葉の上にあおむけに寝ころんでいる。かたわらでは、リードにつながれた犬の点が静かに伏せている。献の見上げる先には、紅葉の木々と、こずえの上に輝く太陽。葉のあいだから光がこぼれる。「杲のように生きたいな」。

神棚か杲か
神棚だ
杲のように生きたいな

しらんの間しらんの間
みんなのこと、もう覚えましたか?点