書の間

024 下

四コマ漫画「下」。華子の幼なじみ、ほたるの家。棚には蛍を育てる大きな水槽があり、ほたるのそばを蛍が飛ぶ。パソコンに向かうほたるの後ろで、華子が手を合わせる。「虎九田ショップ、頼れるのはほたるちゃんだけ!」。ほたるは書道の下敷きを一枚かざしてみせる。床には縞や格子の下敷きが並ぶ。「下敷きなら……ええ下着なるで」。華子の想像の中では、ふくよかなおばあさんが下敷き柄の下着で、やせたおじいさんが下敷き柄のぶかぶかのパンツをゴムで腰にとめ、ボディビルダーのポーズをとっている。「書道かい?」。華子は目をつぶり、両手を前に出して首を横にふる。その夜、華子はミシンに向かい、下敷き柄の下着を次々に縫う。立てかけたタブレットには、モデル気取りの二人が写り、「best seller」「out of stock」の文字。

下
虎九田ショップ、頼れるのはほたるちゃんだけ!
下敷きなら……ええ下着なるで
書道かい?
best seller
out of stock

升の間升の間
みんなのこと、もう覚えましたか?点